ぜんぜん歌が上手くならないあなたへ。ブレスは意識してますか?

ブレストレーニング

いっこうに歌が上手くならない理由

ボイトレもしてるし、歌も練習してるのに、歌が上手くならないとお悩みのあなたを変える、一つの方法があります。
それは、『ブレス』です。

ブレスというと、息継ぎとしか考えていない方がほとんどです。
しかし、息継ぎは、声の基となる呼吸量につながるので、ブレスも練習する必要があるんです。

ブレスが原因で歌が上手くならない場合はこちら

歌が上手くならない理由は、さまざまですが、ブレスが原因で上手く歌えないのは以下の3つが理由です。

  • 呼吸筋の硬さ
  • 呼吸の取り込みや吐き出しが浅くなって、声が続かなかったり、声が震えたりしてしまいます。

  • ブレスまでに吸った空気を吐ききれない
  • ブレスの時に吸った空気を吐ききれないと、ブレスで呼吸しようとしてもちゃんと吸えなくなります。

  • 瞬時に深く吸えない
  • ブレスは横隔膜や呼吸に伴う筋肉の反応によって呼吸を循環します。すなわち、無意識のうちに吸ったり吐いたりして生活しています。
    その生活の中で循環している呼吸が浅いと、歌でも浅くなり、喉を絞った歌い方につながります。

ブレストレーニング

ブレスでどれだけ呼吸できるかによって、歌が上手くなったり、リズムが合ったりするのはわかったけど、どうしたら、ブレスを上手くできるようになるの?
以下の方法を実践してください。

  1. 8秒呼吸を5分
  2. 8秒間、吐いて。
    8秒間、吸って。
    4秒間、息を止める。

  3. ロングブレスを5分
  4. 今、肺にある空気を吐いて、ゆっくり吸って、息が続く限り、ゆっくりと吐き続ける。

  5. 裏声高音ロングトーンを1分
  6. 裏声で発声できる高音域をロングトーンを繰り返し続ける。

  7. 横スワイショウを1分
  8. 腹横筋をほぐすために、両腕を横に振るスワイショウをする。

  9. 歌いたい曲を呼吸だけで歌う
  10. 歌詞をのせずに、呼吸だけを曲に合わせる。ブレスの時に深呼吸して、ブレスまでに取り込んだ空気を全て出すを繰り返して、フルコーラス。

ここまで行うと、歌が変わったと実感できる筈です。
ぜひお試しを!

瞬時に沢山吸えない方へ

瞬時に呼吸するには、2つのテクニックが必要です。

  • 鼻呼吸と口呼吸のミックス
  • 鼻だけで吸うとブレスの間では間に合わない。
    口だけで吸うと口の中が乾燥する。
    その為、鼻50、口50が理想だと言われています。

    実際に体験してください。
    あくびした状態で声を出して、あくびの声になったら、そのまま、鼻で呼吸すると、理想の呼吸になります。

    あくまでも、あくびの声は、口の奥が開いた声なので慣れれば、口を大きく開けなくてもできます。

    上手くできなかった方は、ぜひ、体験レッスンで、「ブレスの仕方を教えて」と講師にお伝えください!
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  • 横隔膜の反応を利用する
  • 横隔膜は呼吸で取り込んだ空気が肺になくなると、無意識のうちに呼吸を吸ってくれるように動きます。
    それを利用して、歌うと短いブレスでも沢山吸うことができます。
    こちらの詳しい動画はこちら。

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