好きなことを仕事にしたい理由を考える3つのポイント
好きなことを仕事にしたい理由を明白にするチェックリスト
皆さんが好きなことを仕事にしたい理由はなんでしょうか。
漠然と歌手であったり、その他、様々なパフォーマー、クリエイターの業種が浮かぶことでしょう。
しかし、本当にそれになりたいのでしょうか。
ぜひ、以下のチェックリストを一緒に考えてみてください。
- 有名になることが目標?
- お金持ちになりたいから
- 楽をしたいから
もちろん、メジャーシンガーになり、メディアに出演すれば、人気に相応して有名になることができるでしょう。
しかし、有名になるというのは結果論であり、もし、有名になる結果を目標ならば、必ずしも歌手が目標ではありません。
自身のブランド力に相応して収入は比例して上がっていきますが、世に言われている芸術、芸能で富裕層の方は一握りであることを知っておく必要があります。
もちろん、駆け出しの頃ではブランド力は皆無なので収入もありません。
例えば、事務所に所属していれば、生活が安泰であるなんてことは全くありません。
なぜなら、事務所はアーティストを売って、そこから利益を得るためです。
そのアーティストが売れないならば、そこから収益になることはありませんので、そのアーティストに投資する資金もないでしょう。
なので、単に他力本願でお金持ちになりたいならば、芸術、芸能ではなく、会社員のほうがお金持ちになります。
芸能、芸術を仕事にすれば、楽しく仕事をして収入になるのではないかと考えているならば、きっと挫折することになります。
上記のように、収入は自身のブランド力に相応する部分が多いので、自身をマネジメントする能力が必要になります。
「事務所に入れば、マネジメントしてくれるんでしょ」よく言われますが、確かに日程調整や先方とのアポイントはしてくれるでしょう。
しかし、その現場で「私はこういうものです」とプレゼンするのは、自らです。
まず、お仕事に楽ということはありませんし、少なくても、自らが資格やルールを作る立場にならない限り、楽することなんてありません。
好きなことを仕事にする理由を明白にする
上記の項目をぜひ、考えてみてください。
どうして、その好きなことで有名になりたいか、仕事にしたいか、楽をしたいのか。
例えば、私であれば、ボーカルトレーナーを努めさせていただいておりますが、初動は『生活をするお金のため』でした。
お金のためならば、正社員になったほうが給与に賞与もありますので全然収入にもなります。
しかし、私は、正社員という道ではなく、音楽で収入を得る方法をとりました。
その理由は、『芸術で生きていきたい』という思いがあったからです。
おそらく、皆さんも好きなことを仕事にしたいと思っている時点で、有名になることよりも、お金よりも、その内容が好きだから、それをお仕事にしている人に憧れているのでありませんか?
その気持ちを熱意に変えて、小さな一歩を踏み出していきましょう。