あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願い申し上げます
今年も変化の年となりましょう。
千錯万綜した社会で、足を止める人もいれば、足かせを外して歩き続ける人もいることでしょう。
変えるか、変わるか。
旧年中、皆さんはどのような年でしたでしょうか。
我慢の年と仰る方が多いように思えます。その我慢の年も1年が過ぎました。
真実を隠す人もいれば、真実を公表している人もいます。
正しい、正しくないという双方の意見が混沌する中、大勢の方が考えることを諦めています。
- 誰かが言っているから安心だ。
- 優秀な人、人気のある人、有名な人が言っているから安心だ。
誰かの意見に賛同することで、不安感を少しでも安定させたいと願っての思考でしょう。
しかし、その結果、ほとんどの人が大きな違和感にも気がつかないこととなりました。
セントラルノイズボイススクールにとって旧年中は、積雪の中のキャベツは甘くなるように、地固めの年となり、私にとって超学びの1年となりました。
情勢に伴う休校の空いた時間により、人との交流が増え、専門的な知識やノウハウを得ることができました。
生徒さんと成長してきたセントラルノイズボイススクールは、今年の5月28日、4周年記念を迎え、5年目に入ります。
各現場で活動・活躍する生徒さんもいれば、起業する生徒さんや自営業を営む生徒さんもいらっしゃいます。
ボーカルのみならず、店舗経営を志す生徒さんや商品販売経営を志す生徒さんもお越しになり、経営コンサルティングのノウハウやスピーチに必要な発声をお伝えする機会も多くなってまいりました。
生徒さんの活動の幅が広がっていく度に、心温まる思いです。
これからも、セントラルノイズボイススクールは、生徒さんひとりひとりの想いをお伺いし、的確なレッスンをお伝えして、『生徒さんと共にある』そして、『生徒さんの個性を強みにする』を指針に、厚く豊かなボイストレーニング・ボーカルスクールとして埼玉県熊谷市に在り続けます。
今から始めよう、目標達成の実践
将来の目標の実現のための活動は、今からでも遅くありません。
しかし、能力と実践の他に、思考が必要です。
なぜなら、この先もしばらくの間はインターネットを介した活動がメインとなるため、自らの能力や魅力をどのようにインターネットで表していくかが重要になるからです。
今から始める、歌い手さんや歌ってみた動画、YouTuberやライバーなどのインターネットを介して発信する発動の場合は、どうしても、後発的になります。
芸能人といわれる方も歌ってみた動画を公開したり、YouTuberとして活動を始めたりと、すでにファンがいる著名人がインターネットに進出し、アマチュアといわれる方の歌い手さんやYouTuberもどんどん増え、今年は更に飽和化が進むと考えます。
ここまで飽和状態となると、どうしてもすでにファンがいる著名人にファンが流れて、後発者が軌道に乗ることが困難になります。
そこで、その中でも、今年、ファンを増やすことができる可能性のある方法を考察していきます。
数よりも質
数年前までは、ほどほどの質を毎日公開していくことが、YouTuberでファンを集める方法だとされてきましたが、飽和状態となったYouTuber業界では、月に2動画くらいで質に拘ったほうが良いと考えます。
その理由は3つあります。
- Googleエンジンの人工知能化
- 皆が似たり寄ったり
- 構成がしっかりしている動画にいいねがつきやすい
従来のGoogleの検索エンジンは、中身ではなく、タイトルや概要欄、内容文の文字数やキーワード数により、充実したコンテンツであると認識されましたが、現在のGoogleの検索エンジンは、人工知能が搭載されており、中身を認識して、自動で優良かを判断します。
そのため、巧妙なタイトル付けでクリックを誘うことも今後難しくなると想定できます。
サムネイルの制作ソフトなども豊富にあるので、簡単に高品質のサムネイルを公開することができます。
しかし、それにより、どの動画も良いものだと認識されやすくなり、その分、質が浅いと直帰率(すぐに違う動画に移動すること)も上がります。
6年前は、歌っている姿を動画にして歌動画を公開することで有名になった方が多くいました。
最近の傾向を考察すると、ファンのいない方が歌っている動画を公開しても、効率的にファンを増やすことは難しいと考えます。
これは、誰もが歌っている動画を公開したために、リスナーが見慣れてしまった、新鮮さ(驚き)が無くなってしまったからです。
なので、今からファンを増やすには、プロモーション動画や変わり種(斬新)の動画を公開していく必要があります。
海外のYouTuberの動画から考察しても、今後は、質の高い動画で目を引くことが重要になるでしょう。
しかし、人と違ったことが出来る自信が無いし、プロモーション動画も作れるはずがないと思うのではありませんでしょうか。
そこで、次に必要になるのが『コラボ』です。
コラボレーションの有効性
昨年はグループ化が進むと予想しておりましたが、今年は、『コラボ』がどんどん増えていきます。
コラボとは、アーティストとアーティストがひとつの作品を制作することです。
実は、コラボは、後発者の必勝法です。
その3つの理由をお伝えいたします。
- ファンの共有化
- 強みを持ち合わせる(技や構成)
- ソロよりも楽しそうに見える
コラボをすると双方のブログやSNSなどで、お互いのアカウントを紹介できますので、既存のファンがその紹介から流れてきて、認知していただける頻度が増えます。
独りで活動するよりも、コラボのほうが、お互いの強みを持ち合わせて、お互いの弱みを補えます。
更に、企画構成の案も増えますので、より良いものが制作できます。
例えば、歌が得意ならば、ボーカルを担い、編集が得意な人に編集をお願いすれば良いのです。
ソロのYouTuberよりも2人以上のYouTuberのほうが、楽しそうに見えると同時に人気があるように見えます。
他にも、お互いの強みを吸収して、学ぶこともできますし、組織とは異なるので、ひと作品ごとに集まり、完成したら解散するので縛りがなく、マンネリ化もないので、コラボは後発者にとって有益です。
コラボの相手を得る手順は、以下の通りです。
1、動画を公開し続ける
2、30動画になったら、同じくらいのチャンネル登録者数(フォロワー数、ファンの人数)や動画数、企画が似ている方にアポイント
3、上記を繰り返す
今年は、間違いなく、コラボが流行ります。
個人の活動が益々栄えていくこともそうですが、今年は、従来の芸能界や会社という組織は崩壊し、個人が集まる制作チームコミュニティがどんどん増えてきます。
そして、ファンは、そのコミュニティを自由に行き来できて、複数のコミュニティに参加するファンも増えてくるでしょう。
わがままの正当化。わがままのままでいい、それが美しい
わがままであることが、変化の年で生き抜く秘訣です。
わがままは、強い魅力で、指紋のようにひとりひとりの独自性を生みます。
もし、わがままでないならば、意思がないのと同様で、アーティストとして根源を失ったのと同じです。
なので、大いにわがままであるべきです。
しかし、わがままは嫌われるのではないか、良くないことだから直さなければいけないと思うのではありませんか?
安心してください。
わがままがいけないと言っている人は、わがままに生活ができていない人だけです。
大人になるにつれて、粗相の無いようにしたり、愛想を作ったりという機会が増えていきます。
これは、人との調和を保つために必要なことではありますが、過剰に行うと、自らを失います。
わがままがいけないとされているのは、大人が人に気を遣い、人に迷惑をかけないようにして、人に合わせることをしているからです。
メディアやバラエティ番組を観ても、忖度が見えます。
子供と呼ばれる人々は、その大人の立ち振る舞いをを見て学び、それをコミュニケーション方法だと認識したに過ぎないのです。
そして、その子供が大人になって、また子供に、わがままはいけませんと教えるのです。
その結果、また、子供といわれる人々は、葛藤して悩むことになるのです。
それはまさに愚かであり、情けないものです。
なので、今、あなたに、「本当はこれをしたい」、「こうありたい」という気持ちがあるならば、それはとても優れているのです。
ぜひ、わがままであり続けてください。
大人が進行するにつれて悩むことすら忘れていく方がほとんどです。
この忘れた時、回復することはとても困難で、自然と、自らを抑圧して、感覚を捨てて、世間の目を気にして生きていくことが普通だと考えるようになります。
我慢して、したいことも出来ずにいて、命が無くなることを恐れて、生存していることが生きていることでしょうか。
わがままのままでいいの? わがままはやがて仲間をつくります
大丈夫。
わがままでも、それを好んでくれる方が必ずいます。
自らが変わることは全くありません。
わがままの自らをわかってくれるフィールドを見つければ良いのです。
そして、自らのわがままを認めてくれる人に出会ったら、その方々のために、アーティストとして発信を続けてみてください。
自らのわがままを好んだファンが集まり、自らのわがままを正当化したコミュニティが確立できます。
実は、これが、今年からどんどん増えていく形です。
個人の政権
将来的に想定されるのは、政府、自治体の解体、または、政府、自治体の民政化です。
即ち、民が政権と同等の力を持つということです。
これは、すでに始まっています。
例えば、皆さんが知っている著名人が、「これが正しい」と言うならば、信じませんか?
その意思は、その著名人の生活圏の中で生まれて、良し悪しの偏りの見解に基づいて発言しています。
しかし、それを著名人が言っているから正しいことだと、ファンは考えることでしょう。
それはやがて、著名人の意思で膨れ上がった大きなコミュニティになります。
正しいとされることに賛同して、正しくないとされることを除外する排他的な思考で判断されていくのです。
しかし、それでは、争いを生むだけです。
必要なのは、観る力です。
目標達成のために達観力を鍛えよう
今年こそは、目標を明確にして、達成したいと思う方もいらっしゃるのではありませんでしょうか。
目まぐるしく移りゆく情勢の波にのまれるか、波乗りできるかは、ひとりひとりの見識の広さにあります。
メディアなどの情報に日々翻弄されると、不安定な状態を恐れて、何が正しいか何が正しくないかという結論を急いでしまい、一度結論とした見解に執着して離れられなくなります。
そして、消えない不安感に疲弊して、疑問を持つことが面倒になったり、調べたり考えたりすることが億劫になっていきます。
今、必要なのは、あらゆる情報について結論付けないことです。
偏りのある見解は争いを生む
人は日常生活で大中小のあらゆる事象に対して、常に意思の選択をしています。
しかし、その意思の選択は自己意識ではなく、環境や他人の影響によって決定しています。
こちらをご覧ください。
『新時代の幕開けだ【緊急公開】コロナ大恐慌は富裕層を滅し、アーティストを豊かにする。97%の虚構と99%の思い込み編』
このように、人はあらゆる経験によって、好き嫌いなどの感情が構成されていきます。
人生の半分は習慣で行動しておりますが、その人の行動は経験によって選択しています。
なので、あらゆる事象に、「これは良いこと」、「これは良くないこと」と、偏りの見解を持つことは、その片方しか目を向けることができず、偏りの見解は狭く鋭いものとなり、その結果に生じるのが、非難と擁護です。
最近、人を傷つける言葉がとても多いですね。
これは、3つの理由があります。
- 恐怖心からの逃避
- 感謝の消失
- 傷つける言葉は特定の人を喜ばせる
実は、人が不安定な生活を続けることはできません。なので、一刻も早く、安定したいと願った結果、固執した一方的の見解を振りかざして完結しようと、そのようになる行動をとります。
不安定な生活により人々が利己にフォーカスして、相手に感謝を無くした結果、私だけを見て欲しいという自己顕示欲が膨れ上がったのです。
傷つける言葉に一定の好感を得られますが、それは、とても僅かで一過性なものです。
非難と擁護がより強大に固着して集団化した形が、組織や団体を生み、その集団が良し悪しの偏りの見解を指し示すことで、排他的な思想が生じ、それはやがて、争いになっていくのです。
現在の情勢を少し考えれば、様々な違和感に気がつくことができるでしょう。
もしかしたら、気がついていても、皆がしているから合わせておこうとしている人も多いのではないでしょうか。
しかし、過激な情報が飛び交っているということは、それだけ深刻な状況であると認識するべきです。
誰が良い、誰が良くない。
これをするべきだ、しないべきだ。
賛成だ、反対だ。
そう言っている間に、気がつけば周囲は見知らぬ人で、独りとなります。
事象に対して、空から見るような達観力を持ち、良いと言っている人の主張も良くないと言っている人の主張もいることを知り、双方の意見を理解し平等に尊重し、双方のどちらの意見もあると結論を付けないことが、平和に必要だと私は考えます。
鯉は餌に集まり、石も口にする
2021年の目標
本年もセントラルノイズボイススクールはたくさんの計画をしています。
- オンラインレッスンの準備
- 遠足部の始動
- 音楽編集のカリキュラムの完備
東京都にお住まいの方から体験レッスンのご希望も増えてきており、遠方からお越しになる生徒さんのためにも、オンラインレッスンの設備を急いでいます。
※もちろん、これまで通り、マンツーマンレッスンコース(完全個人レッスン)も継続いたします。
遠足部とは、アーティスト活動を互いに切磋琢磨する、セントラルノイズボイススクールの部活動です。
主な活動として、各セッションへの参加や、活動をより楽しくするための活動です。
その他にも、非公開の内容もございます。
正式にスタートする場合は、生徒さんへお伝えいたします。
※情勢の状態により、延期になる場合がございます。
※もちろん、ご参加は希望者のみです。
歌唱動画を作りたくても、音楽編集の仕方がわからない方にもお伝えできるようにいたします。
音楽編集の仕方をパソコンで実際に操作して覚えていき、歌を正規の音源として完成することができます。
2021年の抱負
埼玉県熊谷市のボイストレーニングスクールの中で、セントラルノイズボイススクールが一番、生徒さんと向き合い、ボーカルとしてレベルアップできるスクールになります。
そして、どのボイストレーニングスクールよりも、いずれ旅立つ生徒さんの母のような存在であり続けます。
そのためには、生徒さんのご要望に寄り添い、声帯や筋肉バランスを感じ取り、個々のカリキュラムに反映し、ひとりひとりのボーカルレッスンに取り入れてまいります。
生徒さんにとりまして、2021年が一生の中で深い飛躍的な一年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます