喉が枯れるのを防ぐボイストレーニング

喉が枯れる原因ってなに？

喉が枯れる原因は、様々にありますが、こちらのページでは、発声に関わる要点に集中して書き記していきます。
喉が枯れる原因として、ひとつは、病的な内容を患っている場合です。

これは、主に、数日間に渡って、喉がかすれたり、喉が枯れたようにじゃがれて、発声しづらくなるのが特徴です。
（急性の場合もあり得ますので、喉が変だなと感じたら、メディカルチェックをおすすめします）

もうひとつは、発声の正しい基本姿勢で歌唱していない場合です。
別の記事「キリンの首」でもお伝えしましたが、発声時の正しい基本姿勢を取らないと、肺から送られた呼気が、共鳴腔以外の場所に当たり、その呼気の当たった喉の粘膜に負担をかけて、赤く腫れてしまう可能性を引き起こしてしまいます。

さらに、もうひとつは、喉で歌っている場合が考えられます。
喉で歌う。とよく言われますが、厳密に言うと、喉の筋肉に力を入れて発声している。声帯の可動で歌っている。ということになります。会話をする時もそうですが、喉に肺のような空気を貯める場所はありません。あくまで、声にする空気（呼気）が供給されるのは、肺なので、喉は、音程や音質の変化の為に可動させるだけなのです。

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