はじめて歌い方を覚えたいなら、音程より先に呼吸!
初めて歌を習いたいなら、呼吸(ブレス)から学ぼう!
YouTubeやSNSで色々なボイトレ方法が見れるけど、じぶんに合ってるボイトレはどれだー! ってなったら、呼吸を説明している動画を見てみると歌が上手くなります。
プロの歌手の皆さん、いい声していますよね。
それは、響き(倍音)、声の色(トーン)、歌えるキーの幅(音域)を使いこなしているからです。
これらを使いこなす基礎となるのが、『呼吸』なのです。
呼吸は歌を制す
例えば、水道の蛇口にホースをつけたとして、水を最大に出すと、水は、遠くまで飛んでくれると思います。
しかし、水を少しだけ出した時に、先程の遠くまで水を飛ばすためには、ホースの先を指でつまんで出る水を細くする必要があります。
歌も一緒で、肺に取り込んだ空気を出して、声帯に空気を当てて声を出すので、少ない空気だと、喉を力ませて細い声で歌ったり、鼻声で個性の無い歌い方になったりします。
呼吸が浅いと綺麗な声で歌えない
響きのあるいい声は、口の中を広げる必要がありますが、広げれば広げるほど、空気が必要になります。
例えば、小太鼓は、軽い力で叩いてもぽんぽんと音が鳴りますが、大太鼓を軽い力で叩いてもならないように、口の中を広げれば、少ない空気では、鳴らなくなります。
テクニックや音域も同様に空気が必要です。
テクニックは、喉が楽な時しかできません。
何故なら、口の中や舌、喉仏や声帯をコントロールするのがテクニックだからです。
例えば、絵の具で絵を描いている時、筆で素晴らしい絵を描いても画材の絵の具がほんの少ししかなければ、思い通りの絵は描けないのと一緒です。
音域も同様で、空気がないと音域は広がりません。
何故なら、声帯を伸ばす事で高音域を歌えるようになるのですが、伸ばせば伸ばすほど、ぴんと張り詰めるので、空気をたくさん出さないと音が鳴らなくなるからです。
はじめての歌の初心者さんは、この呼吸を覚えよう!
肺に取り込まれた空気量と吐き出した空気量が歌にとって大切で、その吸う力と吐く力をコントロールするのが呼吸に伴う筋肉(呼吸筋)です。
呼吸筋を上手く動かすためには、以下の動画のような呼吸を練習してみてください。
このように、吐き始めに強くお腹を凹ませて、吐ききる時に強くお腹を凹ませてすぐに吸い始める。
このブレスで喉が楽になって、歌が上手くなるのでおすすめです。
もし、腹式呼吸がわからなかったら、レッスンに来てください!