カラオケの採点で高得点を出す方法を考察 その2
マイクケーブルをカラオケ機器DAM本体に接続する
(警)こちらの方法は、音楽機材に長けている方以外は行わないでください。カラオケ機器DAM本体の故障の原因となります。
マイクケーブルを接続する場合は、店員に一言断ってから行ってください。
必要な機材
カラオケ機器DAM本体にマイマイクを接続するためには、2つ用意が必要です。
- マイクケーブル
- ダイナミックマイク
マイクケーブルをカラオケ機器DAM本体に接続するためには、通常のマイケーブルとは異なり、下の画像のようなものが必要になります。
マイクを接続する側はXLRメスという名称で、カラオケ機器DAM本体に接続する側をフォンタイプと呼びます。
電気回路から考えて、可能であれば、ゴールド加工を施したXLRメスとフォンタイプを選ぶのが良いでしょう。
マイクには主にレコーディングに使用するコンデンサーマイクとダイナミックマイクがありますが、こちらでは、ダイナミックマイクを使用します。普段、カラオケ屋さんで歌う時に使っているマイクもダイナミックマイクです。
マイマイクをカラオケ機器DAM本体に接続する方法
(警)適切な方法を記載いたしますが、万が一、カラオケ機器DAM本体やスピーカー、カラオケ屋さんに設備している何らかの機材が故障した場合、当スクールでは責任を負うことができません。細心の注意をお願いいたします。
- ライブDAM、ライブDAMスタジアム共通
1:ミュージックの音量をゼロにする。(ライブDAMスタジアムの場合、BGM音量もゼロにする)
2:マイクの音量をゼロにする。
3:マスター音量をゼロにする。
4:カラオケ機器DAM本体の右下にあるマイク1にマイクケーブルをさしこむ。
5:マイクにオン、オフがある場合は、オンにする。
6:マイマイクに声を入れながら、少しずつ、マスター音量とマイクの音量を交互に上げていき、ハウリング(キーン!)を避ける。
7:適正の音量まで問題なく上げられたら、ミュージックの音量を上げていく。
8:歌いやすい音量バランスに整えたら接続完了。
マイクケーブルをカラオケ機器DAM本体から外す場合も細心の注意をしてください
マイク音量をそのままの状態で、マイクケーブルを抜いてしまうと、機材の故障の原因となります。
(警)適切な方法を記載いたしますが、万が一、カラオケ機器DAM本体やスピーカー、カラオケ屋さんに設備している何らかの機材が故障した場合、当スクールでは責任を負うことができません。細心の注意をお願いいたします。
- ライブDAM、ライブDAMスタジアム共通
※元に戻す際も、マイクをマイクケーブルで接続した時と、同じ機器を操作していきます。
1:ミュージックの音量をゼロにする。(ライブDAMスタジアムの場合、BGM音量もゼロにする)
2:マイクの音量をゼロにする。
3:マスター音量をゼロにする。
4:カラオケ機器DAM本体からマイクケーブルを抜く。
5:カラオケ屋さんのワイヤレスマイクに声を入れながら、少しずつ、マスター音量とマイクの音量を交互に上げていき、ハウリング(キーン!)を避ける。
7:適正の音量まで問題なく上げられたら、ミュージックの音量を上げていく。
8:歌いやすい音量バランスに整えたら、元に戻す手順完了。
私がカラオケ機器DAMにマイマイクとマイクケーブルを接続して採点してみた
マイマイクをマイクケーブルに接続することで、2点ほど上がるという噂もありますが、私の場合はほとんど点数が上がった感じはしませんでした。
(決して、高価なマイクやマイクケーブルを使用していません。※マイク、マイクケーブル込みで、1,500円ほどの機材です)
その結果がこちらです。
マイマイクとマイクケーブルを接続した場合
カラオケ屋さんのワイヤレスマイクで歌った場合
カラオケの採点機能で高得点を出すためのまとめ
近年、この精密採点DXを使ったカラオケを競い合うテレビ番組も増えて、より点数に注目する機会が増えてきました。
その番組の出場者の誰もが、聴感上、音を外すことはほとんどありません。
逆に言えば、音を外すことが、点数を下げることに直結してしまうと言えます。
上記の私の点数画像の左下に過去の点数が表示されているかと思います。
83点や86点という部分です。
これは、音を外さないことを気にしないで歌った場合や歌っている途中でケコケコとむせた場合の点数です。
このように、カラオケ採点機能は、何よりも『どれだけ原曲の通りの音を忠実に発声できているか』を重要視しています。
音を外さないためには、たくさん聴き込んで、たくさん歌い込むことが必要不可欠なトレーニングになります。
続いて、聴き込み歌い込むのと同時に正しい発声を身に付けて、響きの良い声にしていく必要があります。
例えば、怒鳴っているように聴こえる歌声で歌われている場合は、響きの無い声で歌っている場合がありますので、共鳴腔(倍音)のトレーニングが必要になります。
これはあくまで噂の範囲となってしまいますが、精密採点DXには、採点項目として表示されない、響き(倍音)も加点対象となっているようなのです。
必ずしも高得点が出せるようになると断言はできませんが、このページを読んでより多くの方が高得点を出せるようになれば幸いです。
最後にボーカルトレーナーの立場として、一言お話するのであれば、「100点を出した歌声より、ミュージカルで活躍する方の歌声のほうが、私は好きです」
その2は以上になります。画像を多く使用したため、ページが重くなりやすいので、『カラオケの採点で高得点を出す方法』は2つに分けました。
その1は以下のページでご覧いただけます。
カラオケの採点で高得点を出す方法を考察 その1へ戻る
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