ボーカルの喉を考える。発声において良いとされる食べ物「納豆と七味唐辛子が声帯に良い可能性」
(こちらはあくまで仮定考察の範囲です。必ず効果があるという実証はされておりません)
ボーカルにとって、喉のケアも仕事のうち
ボーカルはどのような時でも、高質のパフォーマンスを求められております。
そのため、ボーカルは喉のケアも含んだボイストレーニングが必須になります。
もちろん、喉のケアの発声方法もありますが、それだけではなく、体の資本となる食生活も大きく重要視していく必要があります。
そのボーカルのための食生活をこちらのページにてお伝えしていきます。
喉に良いとされる食べ物
喉と言っても、口腔、上咽頭、中咽頭、下咽頭、喉頭蓋、軟口蓋、扁桃腺など、難しい名称がたくさんあり、その部位により症状や違和感が異なりますが、今回はわかりやすく、全てをひとつの喉と総称してお伝えしていきます。
- だいこん
- はちみつ
大根には、イソチオシアネートと呼ばれる殺菌作用と炎症抑制する成分が含まれています。
大根を食べると辛い時がございませんか? その辛み成分がイソチオシアネートと言われています。
風邪の初期症状で、何となく喉が痛いな、厚ぼったいなと感じたら、すりおろし大根などを食べてみると良いかもしれません。
蜂蜜は実に万能です。殺菌効果はもちろん、ミネラルやアミノ酸などの栄養素が豊富なので、健康に良いと言われています。
当スクールに生徒さん用として飴をご用意しておりますが、蜂蜜の飴がほぼ毎日あります。
私が喉に良いと考察する食べ物
私自身が実践している食べ物をご紹介します。
- ココア
- 水
私はほぼ毎週1回、ココア860mlを飲んでいます。愛飲しているのは、市販で良く見かける『バンホーテンココア』です。
画像参照はこちら (別のサイトに移動します)
ココアには、カリウムが豊富に含まれており、カリウムは、むくみ(浮腫)を改善する効果があると言われております。
実は、梅雨時期になると、湿度が高くなるとともに、声帯も水分過多(むくみ)になってしまいます。
声帯がむくむと、柔軟性がかたくなってしまうので、梅雨時期は特にカリウムは必須栄養素と言えます。
ココア以外にも、わかめ、昆布、海苔、乾物がありますが、それらはナトリウムも多く含まれているので、むくみの解消を妨げる恐れがあります。
喉を乾燥を防ぐためや声帯の脱水症状を避けるために、こまめに水を飲むことが大事ですが、その水の種類にも注目してみると良いと考えています。
水には硬水と軟水が含まれており、硬水はミネラル成分が豊富で、軟水がミネラル成分が少ないとされています。
一見すると、硬水のほうが体に良いのではないかと思われるかもしれませんが、水分補給を考えるならば、軟水をおすすめします。
赤ちゃんが硬水を飲むとお腹を緩くしてしまうことがあります。これは硬水は体の水分の浸透圧と異なるために、吸収しづらいと私は考えています。
なので、軟水をおすすめしています。
納豆と七味唐辛子は声帯に良いかもしれない
私の好きな食べ物は納豆と香辛料です。
香辛料は胃酸を多く分泌させる効果があるので、逆流性食道炎により声帯を胃酸で傷める可能性がありますが、過度を避けて食べています。
納豆には、血栓症(ドロドロとなった血液が血管内に詰まり、血流が滞る症状)を改善するワーファリンという薬に似ている効果があると言われています。
実際に、ワーファリンを投薬する注意事項で絶対に食べてはいけないものの一覧の中に納豆があります。
過剰に血液をサラサラにすると危険だからだと考えられます。
この間、たまたま納豆を食べている時に、七味唐辛子を入れたら美味しくなるのではないかと思い、試してみたところ、とても美味しくて。
これで健康にも良かったらと調べてみたら、相乗効果が考えられるかもしれないと思いましたので、お伝えしていきます。
納豆と七味唐辛子の成分と効果
納豆は血液サラサラとして、七味唐辛子の効能の期待ができるのは以下の通りです。
七味唐辛子は7つの食材が合わさった漢方のような食材です。
- 唐辛子
- けしの実
- 麻の実
- 山椒
- ごま
- 陳皮
- 海苔
唐辛子は前項でお伝えした通り、胃酸の分泌を多くする作用がありますので、多量接収は控えたほうが良いと考えますが、唐辛子にはカプサイシンと呼ばれる成分が入っており、血流促進の効果があると言われています。
不飽和脂肪酸が豊富に含まれ、悪玉コレステロールを下げる効果があると言われています。
悪玉コレステロールが下がることで、血流促進に繋がると私は考えています。
高血圧や動脈硬化症に良いと言われています。
動脈硬化に良いとされているのであれば、血流促進に繋がると私は考えます。
山椒に含まれるサンショールとシトロネラールと呼ばれる成分には、保温効果や肩こり改善、消炎作用があると言われています。
肩こり改善に効果があるとするならば、血流促進に繋がるとともに、胸郭からあご回りの筋肉が緊張して起きる発声がしづらくなる状態を改善できるのではないかと私は考えます。
ごまは、様々な栄養素があるので、どの栄養素を見ても良い効果を期待してしまいますが、その中でも、ビタミンEに着目してみたいと思います。
ビタミンEはごまにも含まれていますが、末梢血管の血流が良くなると言われており、動脈硬化にも効果が期待されています。
末梢血管の血流が良くなる効果があるのであれば、声帯の血流も良くなるのではないかと私は考えます。
陳皮は毛細血管の血流を促進する効能があるとされておりますので、ゴマと同様に声帯の血流促進に繋がるのではと私は考えます。
前項でお伝えした通り、カリウムも豊富に含まれていると言われておりますが、その他にも、ビタミンAが多く含まれていると言われています。
ビタミンAは、動物性食品を食べることで吸収できているとは思いますが、七味唐辛子というお手軽な面から考えると、動物性食品を摂取するよりは海苔を食べたほうが体に良いのかもしれません。
納豆と七味唐辛子を合わせると血液サラサラ効果が上がるのではと考察する
このように、納豆も七味唐辛子も血流の良くなる成分が多く含まれていることを知り、特に末梢血管や毛細血管の血流が良くなるのであれば、声帯の血液循環も良くなるのではないかと私は考えました。
もちろん、唐辛子のカプサイシンは刺激物なので、過剰摂取すると、胃の粘膜などを傷つけてしまうので、適量を知る必要があります。
(こちらはあくまで仮定考察の範囲です。必ず効果があるという実証はされておりません)