売り込むな、ファンを増やせ。収益化の具体的な方法を公開
収益は、ただの結果
好きなことで少しでも収入にできたらいいなと思って、始めてみるものの、思っていたよりも反響がなく、自信を無くしたり、意欲を無くしたりしたことはありませんか?
初めはもちろん、収入には程遠く、色々と悩み、調べたりと大変で、ならば遊んでいたほうがいいやと諦めてはいませんか?
これは誰もが通る道のりです。
皆さんはどのような時に購入しようと思いますか?
ご自身が消費者だと思って考えてみると、具体的な方法が見えてきます。
それでは、今から二択の問いを出題いたします。
一緒に考えてみてください。
- 愛想の良いスーパーマーケットと愛想の良くないスーパーマーケットはどちらに行きますか?
- お店の外にお客さんが並んでいない流行に合わせた外観のパン屋さんと、お店の外まで行列になっている外観がぼろぼろのパン屋さんはどちらに行きますか?
- 同じお値段の質の良いものと質の悪いものはどちらを購入しますか?
お値段が大差ないのであれば、愛想の良いスーパーマーケットに行くことでしょう。
それはなぜですか?
消費者がお買い物のしやすい商品陳列であったり、接客レベルが高くて、消費者に気持ちの良いお買い物をして欲しいというおもてなしがあるからではないでしょうか。
人は、おもてなしが無いと離れます。
旅行に行った時にこのようなお店を見かけたら、ほとんどの人が行列のあるパン屋さんに興味を持つことでしょう。
人が多く集まる場所は、他人に聞かなくても、人に信用されているお店だと思えるからです。
中小企業がよく行う方法として、月曜日から金曜日の朝から夜まで開店していると、お客さんの入りがまばらとなり人気が無い印象になってしまうので、何曜日午前11時までなどと限定にすることで、そこにお客さんを集中させて、人気のあるお店だと錯覚させる方法があります。
その結果、メディアに紹介されるのです。
『行列のできるお店』と。
または、人気を不明瞭にするために、完全予約制にするお店もあります。
予約制にすることによって、店内に人が少なくても、「予約制だから混雑しないのよね」と思わせることができます。
このように、人は、人気(ひとけ)がない場所にはいきません。
間違いなく、質の良いものでしょう。
しかし、質というのは、購入した後でないとわかりません。
それでは、どのようにして質を教えるのでしょうか。
ここで必要になるのが『人』です。
例えば、「ここのパンは美味しいですよ!」と宣伝するよりも、「あのお店のパン、美味しいよ」と誰かが口コミしたほうが販促になります。
または、「おかめ納豆と小杉納豆はどちらを購入する?」という問いについても、おかめ納豆のほうを選ぶ人のほうが多いでしょう。
これは、会社のブランド力によって、おかめ納豆は有名だから信用できると思うためです。
このように、人は、質が良いと思われるものを選びます。
人が集まる場所に人は集まってくる
SNSも同様です。
0から10いいねのツイートよりも、100いいね以上付いているツイートのほうが、いいねを押しませんか?
これは単純に面白いからということもありますが、人気が証明されているから面白いという判断はしていませんか?
このように多くの人は、大衆誘導されています。
なので、逆に考えれば、大衆誘導されないものは不要と認識されます。
この大衆誘導をするために『ファン』が必要なのです。
ファンが集まれば、そこから自動的に収益になる
人が集まる場所をメディアや企業は放っておきません。
なぜなら、そこから利益が発生することがわかっているからです。
ラジオや雑誌、インタビュアー、コンサルティング、講演などのオファーが舞い込んできたり、音楽であれば、作曲やコラボなどの依頼も舞い込む可能性があります。
会社から契約の話をしてくるかもしれません。
しかし、その頃になれば、会社に所属しなくても収益に繋げることができるでしょう。
なぜなら、会社に契約をしたがるぐらいの利益が生まれる可能性があると見込まれているからです。
売り込んではいけない理由
信用もない、よくわからない人から「買ってください」と言われても、不快感にしかならないかと思います。
私としては、相手のことをよくわかっていないのによく売り込めるなと思います。
売り込みとは、「買ってください」というのではなく、相手をよく知り、相手の欲しがっているものを提供するのが売り込みです。
例えば、私であれば、以前、母に枕を購入しました。
母は腰に持病をもっているので、腰に負担のかからない枕を調べて、購入しました。
これが、相手に提供するということです。
そして、結果として、ありがとうという感謝の気持ちが返ってくるのです。
それが他人だと対価としてわかりやすいお金として返ってくるのです。
100人に嫌われるなら101人目に好かれよう
例えば、学校で馬鹿にされることが多くても、学校を変えれば、人気者になるかもしれません。
なぜなら、その学校という空間の中では、自らの思想や行動を認めてくれる人がいなくても、別の場所に行けば、認めてくれる人がいるからです。
元々、人は万人に気に入られることはありません。
誰かに好かれれば、誰かに嫌われます。
以前、私も多くの人に嫌われていた時がありましたが、今では、私を信じてくれる多くの方と出会い、そこでお仕事をさせていただいております。
なので、もし、何かを始めようとして認めてもらえなければ、認めてもらえる環境を探して、自らを表現すれば良いのです。
私は断言します。
必ず、自らを好んでくれる環境がこの世界のどこかにあります。
そこでファンを増やしていけば、お仕事になります。
ファンが0名の時にすること
まずは自らを大衆に見せることです。
その際に、可能な限り、自らの全てを表現してみてください。
例えば、窓にカーテンが下がり、店内が見えないお店と、店内が見えるお店はどちらに入りたいと思いますか?
常連であったり、ブランド力の強いお店は別として、ほとんどの人は店内の見えるお店を選ぶでしょう。
何も見えていなければ、評価もできません。
様々な方法がありますが、人気のプラットフォームで何かを公開してみましょう。
何度も繰り返してみて、そこで一人でも反応があったら、『何をしたら反応があったかを分析してみてください』
その分析結果から判明した内容の新しいものを公開してみてください。
反応がなかったら、さらに改変して反応を確かめてみてください。
このトライアンドエラーを行い、人が求めているものに近づけていくことで、ファンが集まるきっかけになります。
人気の出るものは会社でも起業家でもわかりません。
当スクールも、初めから、こうすれば生徒さんのためになるんだとわかって、つとめてはいません。
生徒さん一人一人の反応を見て、こうしたらもっと良くなるかなという、トライアンドエラーを繰り返して、より良いものにしています。
番外編。売り込むこともある
消費者には売り込みはしません。
提供者へ売り込みをします。
例えば、会社にアポイントをしたり、インディーズで活動している人とのコラボをお願いしてみたりという売り込みです。
こちらを始めるには、自らがコラボすることによって相手がメリットとなる必要があるので、まずはファンを増やす行動が先になることでしょう。